千葉県松戸エリアのマンスリーレンタカー最安値を目指すガッツレンタカー松戸店がお奨めするラーメン屋さんを紹介します。

松戸市上本郷《むさし野》

松戸には全国のラーメンフリークに有名な《富田》がありますが、個人的には、富田以上に高評価のお店が《むさし野》です。

国道６号、七畝割交差点からみのり台、八柱へ向かう道は、こだわりのラーメン屋が連なる〝ラーメン通り”となっています。

めんぱち。むさし野。成都。琥珀…

松戸駅から松戸消防署を過ぎて左折、少し行ったところの左側に、やたら路上駐車が目立つ道路があります

その通り沿いに建つのが《むさし野》。

ひっそりと屋台時代の年季が入った看板と、暖簾が目印です。

松戸駅からは歩ける距離ではないので、来訪は自動車になります。しかも駐車場がないので周辺道路はこんな感じ。

日中は近隣の方の迷惑になるので、少し歩いてもコインパーキングに止めましょう。

外観は和食創作料理店の感じ。初めての方はとてもラーメン屋さんに見えない外観にとまどうかも。前身の屋台の時代から「幻のラーメン」と称され、キー局の取材に出くわしたときもあります。

和食の経験を持ち、実家も食堂であったご主人の趣味が高じたお店はこだわりと気配りに溢れています。

店内は暗めの照明ですが、とても内装に気を使っており、客層を含めラーメン屋を感じさせません。

落ち着くジャズをききながらメニューを確認しましょう。

中華そば、塩そば、づけ玉子、季節のごはん・・・

応対もラーメン屋らしからぬ雰囲気で、恐ろしく丁寧です。

看板の中華そばは津軽の日本蕎麦職人が打ったもの。縮れの平打ちであり、佐野ラーメン風。少しずつ変化というか進化もしています。

中華そばのスープがずば抜けている

中華そばは豚骨、鶏ガラ、昆布、鯵節などが複雑に絡まりあった琥珀色のやや透き通った秀逸なスープ。

表面に浮かぶ透明な脂の泡、脂はその日の気温に合わせて濃度が調節されていて、〝上品″という単語がこれほどあてはまる機会もないな、と思います。

どのお客様も例外なく、そのスープを飲み干して帰るほど。（当然私たちも！）

究極のあっさり！塩そば

塩そばは、ニンニクや背油をふりかけるオイリーなラーメンの正反対にあります。

ひたすらあっさりした出汁で、おすましのように慎ましいお出汁を、平べったい縮れ麺でいただきます。麺も主張が穏やかなもので上品志向です。

チャーシューは箸で持ち上げると崩れるほどの柔らか系、オプション（１００円）の煮玉子も味が染みて美味しいです。

もうひとつのお楽しみが季節のご飯です。

季節のごはんは魚介や山菜を使ったご飯で、和食出身の店主のセンスが光ります。

ラーメン屋さんでこんなの食べられるのか！？と驚くほど、こだわりの見える一品です。

今回は、ズワイガニの混ぜご飯に活けスズキのお刺身、フキノトウのきんぴら、ホタルイカ、たらこ、乗せのごはんが３００円！！安いでしょ！？

主餐のラーメンを邪魔しないように小ぶりサイズなのも演出かな？

お会計の時にちらりとみえた厨房が料亭の厨房のように床までぴかぴかなのが、この店の本質を物語っているなと思いました。